オーバーホールとレトロフィットの違い

ながく、よりよくお使いいただくために。
・オーバーホールとは
機械の補修やメンテナンスが目的になります。分解、清掃、修理、部品交換を行い
機能、性能、生産性、保守性能などを“復元、修復”する工事です。
・レトロフィットとは
オーバーホールの一部を含む、精度や性能の改善、最新装置への置換等が目的で、新たな機能を追加したり、
制御機能を部分的に新しく取り換えるといった、“より長く、より良くお使いいただくための漸進的な更新”です。
メリット
最大のメリットは、コスト面での負担の軽減です。
故障してから修理や、新たに機械を導入するとなると、長期間停止や、
入手できない部品の発生、短期間での新規設備検討で、結果膨大なコストとなります。
しかし、予防的な取り組みによれば、結果最低限の費用で抑えることができます。
生産中止部品を予め交換することで、長期間の設備停止を未然に防ぐことができ、
かつ既存設備の安全性向上、高性能・省エネ化も可能で、使い慣れた機械でスムーズに作業開始が可能になります。
また、工場のレイアウトを変更することなく、再設置を行うことも可能です。

①安全シャッターの改善
②操作盤のタッチパネル化
③アクチュエーターの追加(数値制御)
レトロフィットの一例
- 電気盤の電気機器、PLCの更新
- 安全機器の更新、レベルアップ
- 手動操作から自動化へ
- ワーク供給/取出しの自動化
- 各種数値制御への対応
- アクチュエーター(駆動軸)の追加
- 高速化
- 省エネ化
- IoT、成形データ蓄積、トレーサビリティ対応
- 使用用途の変更 etc
お問い合わせ先
- お問い合わせ先
- 営業部 レトロフィットサービス窓口 電話/072-857-3706 FAX/072-855-0660 住所/大阪府枚方市招提田近1丁目3番地